BRAND STORY

Lisa & Giuliani 誕生秘話

 

 

2002年春…

私、昌山 理紗は4年前の1998年、お付き合いを続けていたイタリア人男性と結婚を決めた年でした。
自身の結婚式で、幼い頃から描いていた理想の花嫁になるためにウェディングドレスを探し始めた事からきっかけは始まります。

「式場で準備されているレンタルドレスの種類の少なさ…」
「高級ドレスショップの近寄りがたい印象に怖じ気づいたり…」
「ウェディングドレスはどうしてこんなに高いんだろう…」

そんな体験と疑問から、私が個人でドレスを輸入した事からTIG Dress Shopは始まりました。
日本の花嫁様にとって、ドレス選びがわくわくして楽しめることを基本に

「運命のドレスに出会えるShopでありたい」
「小さい頃から思い描いていた理想の花嫁に誰でもしてあげたい」
「価格でドレスを妥協するような、後悔のないドレス選びをさせてあげたい」

その想いを大切にし、同じ想いを抱いてくれるスタッフも徐々に集まり2012年にいたる10年間、私たちは10,000名以上の花嫁様と向き合い続け、ウェディングドレスプランナー、バイヤー、コーディネーターとして豊富な実績と経験を積ませて頂きました。

 

 

その間、様々なインポートドレスやブランドドレスをセレクトし、品質、サービス、価格面でもご納得頂けるよう努めてまいりました。
その中で、一人一人の花嫁様のお声を頂戴し集積したお悩みの一つに

「インポートドレスの”モデル写真”は美しくとも、試着してみると日本人女性には似合わない、身体に合わないことがほとんどでした。」

また、

「細くスタイルよく見えるドレスがあったら…」
「トレンドのチュールが着たくて…」
「二の腕や肩幅がすっきり見えるドレスを…」

といった、花嫁様の希望やこだわり、理想にそったドレスがまだまだ満たされていないのでは?

そんな疑問から日々私たちで出来る事を模索し、

お直しの縫製技術をさらに向上させ「ジャストフィットお約束」サービスを新たに展開。

「できるだけスタイルよく見えるようにウェストやポイントのお直し」
「インポートドレスでも日本人体型にフィットするようベストなお直し
「気になる部分をスッキリ見せるコーディネートやお直し」

できうる限り、理想に近づけるよう努めてまいりました。

現場で花嫁さんの声をきいているからこそ、スタッフから自然にでた言葉が、

「私たちでオリジナルドレスを作れないかな?」「もっと日本の花嫁様の理想に近づけるために私たちでデザインしたいよね」

その言葉に「はっ!」と、ある出来事を思い出しました。

 

2002年、私自身のウェディングドレス選びでの疑問から始まった、ドレスを個人輸入した時のことです。

結婚式後に知った事、主人の祖母がイタリアでオーダーメイドのウェディングドレスを創る服飾デザイナーだったとゆうことです。

結婚〜Shopを立ち上げてからの10数年はアッとゆうまの出来事でした。

忙しさのあまり祖母と会ってゆっくり話を伺う機会も少なかった私は、スタッフの「想い」をきっかけに、後押しされるようイタリアに向かう予定を立て終わった2016年の冬のことです。

 

出発1ヶ月前の週末、主人からのTELで私はその場で崩れ落ちるよう立てなくなってしまいました。

 

 

 

……「祖母が亡くなった」

 

 

 

 

葬儀でイタリアに向かうことになった私は、機中、さまざまな後悔の念がリピートし泣き続けました。

 

 

朝靄が残る中、街の小さな教会、葬儀の場、ある女性が読まれた祖母に贈る手紙…

『イタリアで生まれ育ったジョセピーナ・ジュリアーニ。一人一人、人生のストーリーを聴きながらいつもその人が本当に似合うドレスを作り出していましたね。どこにもない、花嫁の為だけに作り出されるあなたのドレスはぴったりと合い繊細かつ、煌びやかで女性らしい…どのドレスも一着一着にストーリーと優しい気持ちが込められていました。あなたが作るウェディングドレスは街で評判となりいつしか、あなたのドレスを身にまとい結婚式をした花嫁は末永く幸せになるとの噂が広まりました。私はその噂どおり、今も幸せな人生を送っています。あなたのウェディングドレスを纏った、花嫁の一人から贈る言葉です。ありがとう、安らかにお眠りください。』

参列されていた女性のほとんどは、自身の結婚式で祖母のウェディングドレスを纏った方々でした…

 

 

ウェディングドレスをとおして出会った私の使命…それは運命?

同じ想いを共有できるスタッフ…..運命を感じる祖母との出会い…..ウェディングドレスを通して幸せな人生を送る花嫁様達との運命を感じる出会い…..

こんなに多くの女性をウェディングドレスをとおして幸せにした祖母の想いを引き継がなくては。

 

それが私の運命…

 

その場で即決意し、すぐにスタッフにメールを送りました。

『多くの花嫁さん達の声や希望を現場できいている私達だからこそ、実現できるオリジナルドレスがある。もっと結婚式当日が楽しみでたまらないようなドレスをつくっていこう!』

結婚式という人生の門出に携われる、一生に一度女性を最も輝かせる日のお手伝いに携われる、またドレスコーディネータは常に笑顔で明るくLife is smile alwaysをモットーにから「昌山さんの名前からとって Lisa にしたよ」

と古参のスタッフが命名しくれていました。

TIGウェディングドレスデザインチーム「Lisa」の誕生です。

2016年~2018年、Giulianiの想いを引継ぎ「日本人花嫁ひとりひとりの ”理想と願い” がカタチになったウェディングドレス」を目指し、TIGオリジナルドレスを制作してきました。

 

 

 

2019年
運命」をコンセプトキーワードとし
花嫁様が「運命」を感じる瞬間とは…


私たち「Lisa」の理想 + Giulianiの想い

「Lisa & Giuliani」運命的な誕生です。